切断したチェーンの一駒。アウターリンクプレートにピンが二本立っています。

インナーリンクにはブッシュが。このピンとブッシュの潤滑をする為にグリスを塗り、飛び出さない為、また外部から異物が混入しない為にシールリングが有ります。

左側のピンの上に見えるのがそのシールリング。

ピン左はグリスだらけの手で触ってしまいましたので、白いグリスが見えますが、問題は右のピン。

完全にグリスは変質。ノンシールでしたら、古いグリスを洗浄。新しいオイルを注す事も可能です。しかしシールチェーンではシールが邪魔をして出来ません。

僕の若かった時代ではノンシールが当たり前。数千キロに1回はチェーンを外して洗浄。その後注油。これで結構もったものです。

早速ネット検索。ノンシールチェーンの良質な物を探す為です。

実はバイク界の御大に、以前あるメーカーを薦められていたのです。

海外製品です。今でも入手できるのだろうか?

 

追記。

大事な事を書くのを忘れていました。友人に言われて気付きました。

このグリスの変質している駒。固着した駒では有りません。極普通に動いていた駒です。

動いている駒でも此処まで変質しています。108駒全て変質していたのでしょうね。

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