折角のエネルギーを無駄なく使おうよ。
一般の言い方ならアーシングかな?(笑)。あんな造語を作っちゃって・・・。
シェルパのイグニッションコイル。小さく可愛い。CDIだから良いけどフルトラだったらこのコアボリュームじゃきついよね。
働くけど、此れじゃコイルが可哀想と言う配線の引き回し。
正直、過去にまともな配線の引き回しをしているバイクって見た事無いし・・・。
二次側の−配線はコアに落としておしまいに成ってます。つまりエンジンとフレームを廻って帰って来てねといういつもながらの配線です。
プラグへの給電はハイテンションコードでシッカリと送っているのにコイルへ戻る電流は何処を通れば判らない状態なので、それを少しでも理想に近くと・・・。
一番良いのはプラグの外周部とコイルの−側を直接繋ぐ事。でもチョイ大変と言う事でいつもの手抜きです。
まず、プラグに出来るだけ近い位置のボルトを探すんですが、シェルパにはヘッドにネジが無い(汗)。
仕方が無い、ヘッドカバーかな?
遊んでいるネジ穴が有るので有効利用。でもチョットプラグから遠いなー。
反対側は此処へ繋ぎます。線の太さは太いほど良いんですが程々に(車重が増えます、汗)。
今回使った配線は3,5スクエア。まあ手持ちが有りましたので・・・。
で、此処でやめる予定だったんですけど、手前の青い配線。メインハーネスの中から出ています。
きっとCDIから来ている配線。つまりCDIのコンデンサーから放電される電流を流す配線。
細いし、第一ハーネスと一緒にまとめるなんて・・。
此処を流れる電流はパルスなんだよー。其れを他の配線と一緒に束ねちゃいけないんだよ。
配線は繋いでいれば良いなんて簡単ではないですし、他の配線と近づけてはいけない配線ってのも有るのに・・・。
正直ムッとしてしまったピンキー君。
ブレーキが効かなく成りました。
回路図も見ないで、シート下のCDIユニットのコネクターを外します。ヤハリ青い配線が1本来ている。
こいつがコイルへ行ってる線だな。
回路図なんて見ません。完全にプッツン状態。
コネクターの青の配線を切断。コネクターから出ている短くなった青の配線に太い配線を半田付け。
熱収縮チューブで絶縁。
その反対側。
コイルのギボシも外し、直接CDIから来た配線を接続。
でもねー。回路図も見ないで大丈夫なの?
テスターでの確認もしなかったし・・・・・・・・。
その後はタンクをつけ(慣れましたよー、笑)、エンジン始動。
全部外した部品をつけちゃうと、万が一エンジンが掛からなかった場合にメンドイ。
ヘッ、エンジン始動性が良く成った。スターターを戻すのが早くてもエンコしなく成った。
安心して残りの外装を取り付けます。
試乗は帰宅時。
途中でエンコしないよね。
2012.4.8