バッテリーの補充電です。僕の聞いた限りでは、液を注入した時の充電量は50〜60%。

満充電には程遠い充電量です。で、満充電に近づける為の補充電です。バッテリーの寿命が来る一番の理由が、極板のサルフェーション。極板の化学変化です。これを少なくするのには、バッテリーが満充電に近い方が起こり難い。従来のバッテリーでしたら比重計で簡単に充電状態が測れましたが、MFでは不可能。更に過充電は厳禁。結構面倒なバッテリーです。

其処で、僕の充電方法。過充電は禁物ですから80%以上の充電で良しとします。

バッテリー容量は19A。25%充電するとすると約5Aで1時間。でもこれではバッテリーが可哀想。バッテリーは小電流で長時間充電が長持ちさせるコツ。1A以下でユックリと充電します。

僕の持っている充電器は電流調整が出来ません。で、バッテリーと充電器の間に抵抗を挟み調整しています。

更に、ウッカリSWを切るのを忘れないようにタイマーを接続。半日掛かりでノンビリ充電です。

最近、バッテリーの性能に時間率と言うのが書いて有ります。これの意味をチョット。

バッテリーの容量は19Aと書いて有った場合は、フル充電で19Aの電流を1時間流せます。という意味です。でも本当にそんなに流すのは無理です。其処で時間率という言葉が使われています。19A10時間と書いて有ったら1,9Aで10時間。19A20時間と書いて有ったら、0,95Aで20時間流せますと言う意味です。これは、バッテリーは、小電流で取り出した方が沢山の電力を取り出せる為です。

つまり電流値が同じバッテリーで時間率が違っていたら、時間率が少ない方が高性能と言えます。まあ、バッテリーの性能はそれだけではないですが。

2007.2.4

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