今回の改造の一つのテーマに、ステアリング周りの慣性モーメントを減らすと言うのが有ります。以前乗っていたバイクで、メーター周りを軽量化しただけで、低速の取り回しが嘘のようにしやすくなった経験が有ります。あの様な経験をしてしまいますと、ハンドル廻りには何もつけたく有りません。(と言っても、スロットル、Fブレーキ、クラッチ、電装SWはつけるようですね。笑)

とりあえず、ヘッドライト、メーター、インジケーター、イグニッションSW、スターターノブはフレームマウントにする事にしました。

フレームマウントと簡単に言っても、其の廻りにはフォークのインナーチューブが頑張っています。ハンドル切れ角をある程度は取りたいと思いますと、ヘッドライトは極力小型にしたい。カウリングつきの場合は、ヘッドライトをかなり前方に取り付けられますので、この辺は楽なのですが、カウルレスですと、ヘッドライトを前方につけるとカッコ悪い。

両サイドに取り付けネジが有るライト(一般の標準品)も、ステーが邪魔になってハンドル切れ角の確保が難しく成ります。

アメリカンのライト(ベーツタイプ)ですと、取り付け面が下に有り、上記の問題点はクリアー出来ます。

で、写真のヘッドライトをチョイスしたのですが、下部の取り付け部が長すぎ、ヘッドライトが上に成ってしまいます。英車なら許せる(と言うか英車はその方がカッコいい。)ディザインですがイタ車を目指すピンキー2号では許せません。(笑)

散々、市販のベーツタイプライトを捜しましたが、車検対応を気にしますと、全てNG。(または暗すぎる。)H4、60W55Wを使えるのは見当たりません。

基本的に車検対応を考えますと、純正流用が間違い有りません。

そこで考えたのが、オフ車(ビックオフ)の角目。これならグーンと小型で、車検も通る。

いつものバイク屋さんの社長に相談。

社『オフ車のライトは暗いよ。H4が使えた方が良いよね。だったら△社のレブリカライトが小型でH4だよ。光軸調整の取り付けプレートもついているので、其の後ろを作るだけでついちゃうよ。』

こりゃー、使わない手は有りませんね。で、その場で発注。レンズもプラスチックで軽そう。

どんなのが来るのかな?ニコニコ。      続く。

20062.23

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