これが、外したカムシャフト周り一式です。ファイナルケースの内部を貫通してはいません。つまり普通のドラムブレーキと同じ構造です。

両側にOリングは入っていますが、内部は単にグリス潤滑です。32,000kmも整備をしていなかったので、グリスは真っ黒。只良質のグリスを使っていたみたいで、硬化はしていませんでした。先の写真はこのグリスが流れ出ただけの様です。

Oリングでシールをしている辺りは、国産も真似をしてほしいですネ。良質なグリスのお陰でトラブルにも見舞われませんでした。今回はメーカーに感謝です。

Oリングは友人が用意してくれてはいたのですが、これがなぜか全然合わない。下手に外すと切れて其れっきりになりかねないので、今回はそのまま組む事にしました。グリスの流れ出る量でしたら多可が知れています。此処もウレアグリスを封入しました。

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