又もや問題発生(ギャラリーには楽しい、汗)。僕のお気に入りのパーツ。ヤマハTZ(?)用のスロットルホルダー。流石にレーサー用、マグネシウムの輝きにゾクゾクゾク。問題はスロットルのドラム径、ナント70φ。このままの流用だと超ハイスロットルに成ってしまう。計算上では45°。過去の病気の後遺症で、微妙なスロットル操作の出来ない体に成ってしまっているピンキー君には超シンドイ。

最初は、単純にキャブ側のレバーを延長すれば出来ると思っていました。

で、マジマジとBINGを見ると、レバーの延長はスペースの問題でまず無理。

更にBINGは取り合えずで、最終はCRに成る可能性大。交換の時に苦労はしたくない。もっともCRは強制開閉キャブなのでこのスロットルホルダーは使えなく成りますが・・・・・・(残念)。

解決方法としては何かしらの仕組みでワイヤーの引き量を変更する様です。ヘンに拘らなければ簡単に出来るのに・・・・・・・・・・。

 

強制開閉キャブ

スロットルバルブを開ける方向だけでは無く、閉じる方向にも強制的に操作するキャブの事を言います。TZ等の2ストは吸入負圧が弱いので、スロットルの張り付きの心配は無い為、強制開閉の必要性は有りません。でも、4ストビックツインとも成ると吸入負圧は半端では有りません。其処で一番怖いのはスロットルとボディの張り付き(スロットルが閉じなくなってしまうのです)。FCRやTMRはベアリングを入れて何とか防ごうとしています(やはり強制開閉)。でもそれはフラットバルブだからこそ可能な方法で、円筒スロットルのCRではとても難しい。張り付き防止の為リターンスプリングを強くすると、スロットル操作にとんでもない力を要求されます(過去のデロルトがそうでした)。弱いリターンスプリングでも確実にスロットルを戻せる方法として、強制開閉が出来たのです。

でも、ナゼかCRに引き側しかワイヤーをつけないデーラーが有るのは不思議です(スロットルが戻らなくなっても構わないんですかね?)。僕個人としては、そんな仕事をするお店には、絶対に愛車を任せたくは無いですネ(笑)。過去の経験でデロルトもリターンスプリングを弱くすると張り付きました。

2007.1.16

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