独り言 アンプ偏 そのU

音の良いアンプ、って言葉を聞きます。そんなの有るのって素朴な疑問。そのアンプを信号が通ると音が良くなるらしい。それじゃ、そのアンプを何度も通せば素晴らしい音に成るのかい?

そんな馬鹿な。所詮増幅器。入ってきた信号は雑音だろうと音楽信号だろうと(ガラスの擦れる嫌な音だろうと、アメリンクの美声だろうと)お構い無しに増幅するのがアンプです。嫌な信号と好きな信号の選びわけなんて出来るはずが有りません。

僕はこう考えています。

正直なアンプと嘘つきなアンプ。この二種類が世の中に有るだけだって。

時たまウソをつくのが上手いアンプが有ります。でも全てにウソを上手くつけるはずが有りません。

クラシックには上手くウソをつけるがジャズでは騙せない。

ジャズでは騙すのが上手いがクラシックではボロが出る。

正直なアンプは、上手な歌い手は天にも登る気持ちに。

へたな歌い手はそれなりに。(昔、フィルムのコマーシャルに有りましたね。笑)

そのまま聞かせてくれる。それだけで良いと思っています。

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