僕の愛用している電源ケーブルです。2スケアが4本入っています。材質はOFCとメーカーは謳っていますがあまり気にしていません。其れよりもこの構造が魅力なんです。4芯ですとスタッカード接続が出来ます。4芯と言う事でマズDCRは半分。スタッカード接続をする事によって、線間のキャパシティーが増えます。つまり簡易ノイズフィルターをしてくれるのです。

と言う事はスタッカードをスピーカーケーブルに使うとどうなるか判りますよね。パラにCが入るのですから。

スタッカードをするとインダクタンスが減るなんて知ったかぶりの人がいますが、其れはインダクタンスが減るんじゃなくて、パラにCが入るからアンプ側から見た見かけ上、下がったように見えているだけであって、実際にはインダクタンスは下がっていません。コンデンサーの構造を考えれば解る事であって、机の上でだけ考えている技術屋さんの言いそうな事です。(ネットワークのインピーダンス補正回路も全く同じ、あんな事をしているから良いネットワークが出来ない。)

でもこのケーブル、メーカーはスピーカーケーブルとして売っています。もっともその辺はこのメーカーは判っているみたいで、2chいっぺんに送れると書いてあって、高級スピーカーケーブルは別な構造で販売しています。

ある日、お客様に言われました。

『フーン、スピーカーケーブルを電源に使って、電源用のFケーブルをスピーカーに使っているんだ。』

そうです、ピンキー君は単にへそ曲がりなだけです。(笑)

BACK