DS-405
このユニットは励磁型では有りません。正面から見るとアルテックのホーン部だけ変えた様に見えますが、内部構造は丸っ切り違っています。アルテックはウーハーの磁気回路をくり抜いて後ろに1吋ドライバーを取り付けた物ですが、マクソニックは巧妙な方法でツィーターとウーハーのボイスコイルを同一平面上に配して位相の一致を計っています。
このユニット、更に良くしたいのでしたら、まずネットワーク。コストの関係で仕方が有りませんが、もっとしっかりした物に変えると別物のユニットに成ります。
エンクロージャーに取り付ける時、付属のコルクのガスケットを使うのはNG。直に取り付けて下さい。反応のスピードが丸っ切り変わります。
ホーンの根元にコーン紙との間を塞ぐフェルトが貼って有ります。極初期はフェルトで良かったのですが、途中から植毛クロスに変わりました。此れが余計な音を立てるのですね。ガサガサと。
よく切れるカッターナイフで奇麗に取り去り、手芸店でフェルトを購入。同じ様に張り替えてください。余計な付帯音がスッキリと消えます。
最近マクソニックブランドが復活した様ですが、最近の物は手にしていませんので、判りません。此処の書き込みはあくまでも20年以上前のマクソニック製品についてです。
2007.6.15