シャシ完成。

図面が完成したら材料の手配です。アルミの厚板。

天底は5mm、枠は10mmを使います。

何度も書いていますが、シャシの強度は音質へ凄く影響します。

普通のプレスシャシと削り出しシャシで全く同じに組みました(過去の実験)。

丸ッ切り違うアンプに聞こえます。勿論強度の高いシャシの圧倒的な勝利。

かと言って強度だけを稼いでも駄目で、共振する音色が付き纏いますのでステンや真鍮はNG。

過去の経験でアルミが一番素直です。でもジュラ系はキンキン言って使い物に成りません。

この厚さのアルミ板の加工は手作業では無理。

工作機械の出番です。

フライス盤で挽き出します。

加工の終わった板はアルマイト加工に出して仕上がったのがこの天板。

 

VRの取り付け穴はメーカー指定を無視してきつ目に開けました。

此処にガタが有ると、長年の使用でネジが緩み易いのです。

此処迄出来たら60%完成。イヤ70%かな?

シャシが出来た時には内部配線も決まっていますので、これから先はパートのおばさんの様な作業だけです。

組み立て作業はまたアップし直します。

 

2014.8.16

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