ベルトサンダーでの整形も終わり、組み立て終了。

組み立ては写真を撮れません。オイルを補給しながらの作業だからです。

写真上部に見えるオイル注入口から、入れるのは不可能なのです。

なぜかですか?

組み上げた軸受けの内部には空気が入っていて、オイルが入るのに邪魔をするのです。空気が抜ける穴を開けていないのですから・・・・・・・・・・。

組み立て手順を説明しますと、シャフトのテーパー部が軸受けの上部に掛かる程度に差し込みます。つまりテーパー部で空気を逃がすのです。

その状態でオイル注入口からオイルを注ぎます。テーパー部から溢れるまでです。結構な量が入ります。

溢れたら、注入口にネジで蓋をし、シャフトを奥まで差し込みます。

上部からオイルが溢れますが気にしない。

軸受け底部にもオイルを満たし、スラスト軸受けを挿入。同じくオイルが溢れます。

その状態で、新しい底蓋をシッカリと留めます。

余計なオイルをふき取り、上部にフェルトのリングをはめて完成。

この様な手順ですから、写真は無理。

この状態で1日放置。オイルの漏れが無ければ成功です。

2008.6.20

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