オーディオに興味を持つと、必要に成る最初の物が、半田付けセット。其の前にドライバーが有るだろう、なんて突っ込まないで下さいネ(笑)。

愛用の半田なので企業秘密にしておきたかったのですが、この様な良質な半田が段々少なく成って来ているので、慌てての公表です。一番の原因は鉛OFFの台頭。世の中の流れですから仕方が無いのですが、この年に成って、今更気にしてももう手遅れ。最後まで鉛半田で行こうと思っています。

こうして情報を公開すれば、使う方が若干でも増え、メーカーも作り続けてくれるのでは・・・・・・・・?

メーカーが製造を止めちゃうのは、売れないからで、作る技術が無くなるなんて事はどこかの評論家の新興宗教です(笑)。

で、この半田の特徴。とにかく長寿命。10年経ってもピカピカ光っています。機械強度も半田としては十分です。友人がうっかり水中に2年間放置。それでも表面は光っていたそうです。

内部のフラックスも優秀。流れが良く、金属を犯しません。

音ですか?ウーーーーーン。半田でも音は変わりますが、其れよりも半田付けの腕の方が効いて来ます。

少なくとも、メーカー製品(アンプなど)の半田を吸い取り、この半田にすると、良くは成ります。

でもメーカーの半田の品質は?ですね。

古い半田もNGです。古いアンプ(マッキン、マランツ等は特に)の半田を全て吸い取り、新しい半田を乗せて下さい。エエッ、ってくらい変わりますよ。

面白い例では、真空管の足。MT管以外は、足の先は半田付け。この半田の品質が・・・?

此れを全て吸い取り、写真の半田で付け直す。その後の変化は・・・・・・・・・・・。試して見て下さい。

2006.11.25

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