配線完了。

最後の電源トランスの装着も終わり、配線作業終了です。

手前がアンプ本体。後ろが電源部。

電源の方が大きく重い。かなり贅沢な電源です。

ヘッドアンプ本体内部。ニッケルフェルトに包まれているのがOPT。ケミコンを略止めて銀タンタルに交換した為に、最終電圧は判りません。

通電テスト、動作点チェック。その後修正。どの様なパーツを交換しても動作点を合わせませんと、正しいパーツの評価は無理。

時間が掛かりますが、後々のノウハウに成って必ず役に立ちます。それを面倒と思って省略すると、何時までもノウハウが貯まらず、同じ失敗の繰り返し。

急がば廻れですね。

電源内部。今回は、ヒーター回路のリップルフィルターにチョークを採用。結果、今迄の定数で組みますと完全にオーバー電圧。

コンデンサーインプットですので、整流直後のコンデンサー容量で電圧調整をします。

今迄は2000μF。今回はなんと100μF。山勘ですがこの程度で行ける筈。

この調整が終われば音出しです。

2011.8.28

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