私の愛用しているターンテーブルは糸ドライブです。単純に糸ドライブと言いましても、駆動方法やモーターの種類、糸の選択等で再生される音楽に雲泥の差が出ます。プーリー1個にも気を使わなければなりません。一番大変なのは糸を掛ける部分とシャフトを差し込む部分のセンターを合わせることです。旋盤は一度でもチャックから外しますと、回転センターの保障は出来ません。穴と外径を同時に削りだす事は出来ませんので、よく考えて削りませんとセンターのブレたプーリーを作ってしまいます。

写真のプーリーの穴はモーターシャフトにピッタリに削って有りますが、外径は若干太めに削って有ります。

この状態でモーターシャフトに締め付けられるようにサイドにイモネジのタップを立てます。

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