オイロダインのホーン。
ご存知、オイロダインの顔でもあるホーン。
今更ですが、ホーンレンズは使っていません。僕の周りでも使っている人はゼロ。レンズを使わないといけない様でしたら、アンプに問題が有ります。
なんの変哲もないホーンです。アメリカのホーンの様に途中で上下を絞ったりと言った小技を使っていません。
実は僕の作るミッドハイホーン。このオイロダインのカーブが可也のヒントを与えてくれました。
この写真、わざと正面から写していません。開口部のカーブを見て欲しかったのです。
一般のホーンの開口部の角度は略90度。ところがこいつは略180度迄広がっているのですね。
此れは、平面バッフルとのつながりを重要視したと僕は考えています。
証拠にバッフルに対して、チョット(1cm以下)でも出っ張ったり引っ込んだりすると、とたんに音質に悪影響が出ます(信じられない程敏感です)。
この辺に気遣ってないバッフルやエンクロージャーを見受けますがオイロダインが可哀想です。
必ずバッフル面とホーン開口部を面一に。
で、此処からが問題。ホーンのカットオフは開口部の外周寸法で略決まりますが、それは90度開口の場合。
180度迄開いているホーンです。90度の部分で測ると可也小型のホーンなんですね。
つまり・・・・・・・。500Hzクロスは厳しい。
僕の実測ですと、800Hz以上。
ウーハーは250Hzまで、ホーンは800Hz以上。
僕の考えの一部が理解できたと思います。
2012.7.5