出来上がったシャフトです。軸受け側には螺旋の溝が切って有ります。これはオイルを入れますと、クリアランスが少ない為に、シーリングをしてしまい、内部のエアーが出て来てくれません。結果、エアースプリングが出来てしまい、差し込むのは不可能に成ります。つまり内部の残留エアーを抜く為の螺旋の溝です。

溝を切るにはリューターでの手作業ですので、奇麗には切れませんが、性能には関係有りませんのでOKです。

市販のターンテーブル等の軸受けに、この溝が切ってあるのはあまり見受けません(QRKには切ってある)。この溝が無くても差し込めるのは、クリアランスが広すぎるか、巧妙にエアーの出口が作って有るのか・・・・・・・・・・。どちらなんでしょうね(笑)。

2007.2.12

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