10数年前に作ったワイドアングル専用アンプが帰って来ました。で、持ち主にはナイショで写真撮影。(○△□さん有難う。)
別に故障では有りません。其のぐらいの年月で壊れる様な柔なアンプは作りません(笑)。
現在はワイドアングルではなく、他のスピーカーをマルチで鳴らすのに活躍しています。その辺の改造での一時帰還です。
殆ど(特に外観は)オリジナルを保っていますので、紹介します。
初段管はWE310。別に僕はウェスタン信者では有りません。パワー管のVT25に姿を合わせたかっただけです。5極管を其の侭使うと、百花繚乱に成り易いので、3結で使っています。其の右のトランスで受け、二次側から3本出して25のグリットへ。25の後ろに有るトランス3個はOUT。端の一個と整流管の左がチョーク。右奥の大きなトランスが電源です。
僕のアンプの電源は殆ど(最近は全て)がチョークインプットで作られています。贅沢な方法ですが、再生音を聞き比べてしまうとコンデンサーインプットには戻れません。
当時、このアンプを見た人は、説明をしないと何だか判らず首を捻っていました。
僕の周りの、ワイドアングルを愛用していた人達は、殆ど全員がこのアンプを使い出しましたから、このアンプの性能はご理解できると思います。
アンプの前面にスクリーン印刷で、店の名前を入れて気取っていました。
今は、HPを起こしても知らん振りをしているのですから、僕も少しは大人に成ったみたいです。
2006.12.5