ネットワーク自作の注意事項
ネットワーク自作の計算式は他のHPや専門書で詳しく書いて有りますので此処では触れません。
どの様な計算式を見ましても必ず必要になるのがスピーカーユニットのインピーダンスです。
一般の方はメーカー発表の値で計算しているようですが、これでは正しいCとLの値は見つかりません。
問題はクロスポイントでの正しいインピーダンス値を知る必要が有ります。
これは測定するしか方法は有りません。
インピーダンス値を正しく測る。
これが良質なネット−ワークを作る一番の近道です。
クロスポイントの捜し方ですが、
コーンユニット(ウーハー)はインピーダンスカーブが上昇しないうちにカットした方が無難です。
インピーダンス補正回路は当方では勧めていません。理由は長くなりますのでボチボチ書いていこうと思っています。(決して出し惜しみでは有りませんので。)
それと多数の方が誤解していますがコイルの近くには絶対に金属は近づけないで下さい。非磁性体の金属でもご法度です。アルミや真鍮ならOKと思われている方もいるようですが、インピーダンステスターで測りながらコイルにアルミを近づけてみてください。間違いに気付かれると思います。
次回は、インピーダンスの測り方について書いてみたいと思います。