トレールを増やすもうひとつの方法。

STのステアリングヘッド周りのアライメント。キャスターが25,5°。トレール92mm。キャスター角は今の常識範囲、問題はトレール。92mmは余りにも少ない。直線安定性よりも、低速での取り回しを優先したアングルです。

まあ、メーカーのキャッチフレーズにも謳っていますので、仕方の無い事なんですね。

でも、このアングルはバイクの基本動作を体で覚えてしまった人間には辛い。高速での安定性やワィンディングでの安定性。かなり犠牲に成っています。

で、トレールを増やすにはステアリングブラケット(通称三又)のオフセットを減らす方法しか考え付かなかったお馬鹿なピンキー君。

三又を作るぞーって考えていたんですね。

そんな時に、ハタカブの代わりに入って来たシェルパ。トレールが107mm。キャスター角も28°と寝ているので安定性は抜群。要はピンキー君が昔の人間だって事が一番の原因なんですけど・・。

拙いよねー。散々弄くったSTよりも楽しいハンドリングを見せ付けている。

乗り比べると、確実にアライメントの所為で、サスセッティングで治せる範囲ではない。

で、シェルパのフロントホイール21インチ。其処でピコン。

トレールを増やすもう一つの方法。前輪の直径を大きくする。なんでこんな事に気付かなかった。

まあ一番の原因に19インチのタイヤに碌な物が無い(細めの場合、325なら結構有る)。お気に入りのM45には19インチは無い。そんなんで19インチへのコンバートは考えられなかった。

そんな時に、余り考えないで選んだシェルパのタイヤ。イノウエのGP210。こいつが結構いける。少なくともシェルパとの相性は抜群。

ワィンディングでタイヤの事を考えないで走れる。要は信頼してのラィンディングを許してくれる。

で、こいつに丁度良い19インチが有るのを発見して・・・・・・・。

更に拙い事に友人が250TRを買った。こいつの前輪は19インチ。リム幅は狙った様な185。話が出来過ぎてるのは更にで、フロントブレーキが足りないシェルパ。

写真で見る限り、シェルパに250TRのディスクが付きそう。

問題はTRのハブにブレンボのディスクがつくかだけど、この辺は現物合わせで無いと絶対に判らない。

そんな時に見なきゃ良いのにヤフオクなんぞを見てしまった。

TRのホイール、しかもディスクつきが出ているんだもの・・・・・・・。

結果は見え見え。TRのホイールに入札を。

ディスクハブアダプターの新造でブレンボが付くんなら悩み解消。

更に余ったTRのディスクがシェルパに付いちゃったら・・・・・・。

どんどん深みに入っている自分を治そうなんて全然思わないピンキー君。

シェルパを買って良かったとしみじみと思っている今日この頃です。

2012.3.31

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