ブログにボチボチとアップしていましたが、チョットまとめて見る事にします。排気対策をキャブレターでするとこうなってしまうと言う見本の様なエンジンだと思います。ハーレーのキャブ最終型はもっと大変と聞いていますので、マアしょうがないか・・・。
でも、チョット此れではエンジンが可哀想。常時軽いノッキング状態。このHPへST250オーバーヒートとの検索を掛けて来た方も居るのが現状です。8番のプラグが真っ白。この低速よりのエンジンがですから、かなり薄いセッティングで出荷されていると予想出来ます。
最初はとりあえずパイロットスクリューを調整してみました。戻し量を見たら丁度2回転。マニュアルにはCO濃度を見て調整と成っています。
とりあえず1/4回転戻し量を増やして見ました。アイドリングが落ち着き、ブリッピングにも付いて来る様になりました。試走をすると、加速時のノッキングは治っていません。
続いてニードルのクリップ位置を一段濃い目に変更。かなり良く成りましたが、開け始めの薄い感じはまだチョイ。
まだキャブを開けて確認はしていないのですが、負圧キャブにはアイドルポートとスローポートが有り、どちらもパイロットジェットで混合比が決められ、アイドルポートは更にパイロットスクリューで吐出量を調整されています。今の感じはスローポートからのガスが薄い時の症状に良く似ています。
この場合はパイロットスクリューを調整しても今一。パイロットジェットを大きくしないとダメです。
で、パイロットジェットを購入して、その商品番号をアップしようとしたのですが、馴染みのバイク屋さんがストックの中からくれたので番号は不明・・・・・・。ジェットの大きさは2,5番増しの27,5番です。他のHPにもこのジェットへの変更がアップして有りました。
写真はメインジェットのセットです。120番(標準品)から5番刻みで145番まで揃っています。POSHの商品です。
今日、走ってみましたが、スロットルをワイドオープンすると薄い感じは無くなります。と言う事はMJは今の侭で良いのかも知れません。
只、エアクリの入り口がかなり絞って有るので其処を切断予定です。そうなるとこのMJが活躍しそうです。
2007.6.9