エンジン始動後、1分弱のタコメーターです。始動直後は800回転台で頑張っています。買って直ぐにはとても出来なかった芸当。基本的に今の排出ガス規制に合わせたエンジンですから安全パイを狙うとこうなってしまうのは致し方有りません。

でも、暖気中にバイクから離れられないのは困りますし、スタート直後のエンストの多さにも辟易しました。

シフトダウン時のブリッピングにエンジン回転がついて来ないのもチョット勘弁です。此れじゃスリップし易い路面でのシフトダウンは怖くてとても出来ません。

エンジンのパワーは僕には十分。要は性格を変えたい。

こんな時はキャブのリセッティングが好結果を得易いです。走っていて感じるのはスロットルの開け始めが薄い。で、軽くその辺を濃くなる様にリセティングしましたが思う様では有りません。で、考えたのが燃焼室の状態。アフターバーンを嫌って、エンブレ時にガスを濃くしている。結果燃焼室の状態は燻り気味。こんなストーリーを考えました。

途中経過はブログを覗いて下さい。

最終的にはパイロットエアージェット、1,4φ。パイロットジェット#40、パイロットスクリュー戻し量11/8。プラグ6又は7番。こんなところで落ち着きました。ブリッピングに対するツキは今迄で一番良くついて来ます。マフラーの中速での抜けがチョット気に成って来ました。廻し切ると問題無いんですけどね。

パイロット系(エア、ガスの両方)を絞りますと、空燃比は合っていても、アイドリングが不安定になり、低速トルクが弱く成ります。エアージェットを絞るとパイロットを合わせてもダメでした。

現在プラグは6番が付いていますが、中心電極はもとより、周りのネジ部端面も奇麗に焼けています。

要は、標準セッティングは排気対策でアイドリングだけを絞り、廻せば問題無く走れると言うセッティングの様に取れます。結果スローポートと、アイドルポートからの混合気の絶対量が足りなく、アイドリングの落ち着きに時間が掛かる。開け始めのレスポンス悪化。この様な症状が出たのと考えています。

 

なんでもない交差点。バイクを寝かす。スロットルオン。後輪に荷重が移動してラインが安定。こんななんでもないバイクとして当たり前の動作が出来る様に成りました。

でも、此処の所の基本動作。依然ハタカブの方が上手です。

2007.7.5

たった一日で修正です(汗)。

現在のセッティングデーター

  パイロットジェット  #40  パイロットエアージェットNo1(入り口)1,4φ。No2(エンリッチャー側)1,3φ。パイロットスクリュー戻し量21/4。その他は標準。

何時落ち着くのかは本人にも判っていません・・・・・・・・・・・。

                      2007.7.6

ある、一つの答えが見えてきました。混合気が薄いと思っていたのは間違いの様です。空燃比は其れ成りに合っていた様です。じゃあ、何がエンジンをだるくしていたのか?

混合気の絶対量が不足していた様です。その証拠にパイロット系のエアーも燃料も増やしたのが一番良い結果に成っています。ツーリングで35km/lも走ってしまう訳も理解出来ます。薄いんではなく絶対量を少なくセッティング。こうすると排気対策だけでなく騒音対策にも成りますし。メーカーさん苦労していますね。

2007.7.7

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