昨日の試乗後、タコメーターのメモリーを見ましたらこんな数値を示していました。MJ領域を知りたいので、廻しましたが、エンジンは苦しがっていなかったので此処まで廻っていたとは気付きませんでした(汗)。(注1)ウーーーン、バルブ周りは結構オーバークオリティーの様ですね。外車でこんな事をしたら・・・・・・・・・・タラ〜〜〜〜汗。

元々高回転を好むエンジンとの印象も有りましたので、ヤッパリナーの感じです。

現状のセッティングデーターを発表します。(大袈裟)

此処に辿り着く迄の苦労は是非ブログで笑ってやって下さい。本人は至極真面目、でも傍から見るとピエロをやっていたのかなー・・・・・?

改造の基本として、一番大事なのはエアクリ入り口の蓋の穴あけです。何しろ此処で思いっ切り絞られています。早い話、エアクリの入り口はキャブより小さいぐらいです。

次にパイロットエアージェットの交換。(注2)入り口にあるジェットは外し1,4φの穴に広げて取り付けです。

キャブ側面のエンリッチャー内にもジェットが有りますがこの侭では大き過ぎますので、入り口のジェットと同じ物をバイク屋さんで購入(パーツナンバー09492−62003)(¥600)して、1,3φの穴に広げ取り付けます。

パイロットジェットは現在#32,5が付いていますが、#35に変わるかも知れません。

メインジェットは#155、此れも#160かなーーーー?(笑)。でも、此処まで大きなMJを要求するのはヤハリキャブが大き過ぎるのでしょうね。

オット、書き忘れ。パイロットスクリューの戻し量は標準と同じ21/2です。此処の調整で開け始めのドンツキが結構変わります。薄過ぎても濃過ぎてもドンツキが出ますので要注意です。

細かい所はバイク個体差、乗り方、ライダーの好みで変わりますから、この数値はあくまでも叩き台です。

プラグは標準の8番をつけていますが、結構真っ白。ひょっとすると9番を欲しがるかも知れません。

このリセッティングで大切な事は、エアクリ蓋の穴の大きさと数です。僕は適当に開けてしまいましたが、この開け方でセッティングは変わってきます(特にMJ)。僕と同じセッティングデーターに拘るのでしたら、蓋の穴も同じに開けないと難しく成ります。

此処までやって心残りはスライドピストンのスプリング。ヤッパリノーマルは若干遅い。でもエアクリを取ると早く成りますので、本来はスプリングノーマル。エアクリの抵抗を更に少なくする。と言うのが正道かも知れません。

更に追求を始めると、折角購入したTMRの出番が無く成りそうですので、まあ、この辺かな、って処で取り敢えずノーマルキャブ偏は終わりです。

今一番怖い事。それはTMRに換えたら、ヤハリノーマルの方が良かったという結論が出る事ですネ(汗)。

注1)ST君の最大出力回転数のメーカー発表値は7,500rpmです。

注2)此処が絞られているので、アイドリングでの混合気の絶対量が不足。結果暖気中のエンスト。信号待ち中のエンストを誘発します。

2007.9.3

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