フォークが入り過ぎる。

最初の狙いは大成功でした。要はフォークの動きを邪魔しているフリクションを少なくしたい。

一般でしたらインナーチューブの鏡面研磨。頑張ったら表面処理。

アウターチューブの内面研磨。内面の表面処理。

言葉では簡単ですがやるのは大変。フォークを全バラ。処理業者に出す様ですから日数も掛かります。

で、自分成りに考えた。フォークの動きを良く見ると、段階的に伸びたり縮んだり。

段階的に動くと言う事は、内部の滑っている所の、動摩擦係数と静摩擦係数の差が大きいと起こり易い。

要するに動き出す迄は中々動かず、動き出すと早い(僕の仕事の様、汗)。で、フォークの内部、擦動部は殆ど金属面に樹脂が当たっている。勿論其の樹脂は動摩擦の少ないもの。

その様な樹脂の特徴として、動摩擦係数と静摩擦係数の差が少ない、と言うのも有ります。

で、金属同士。静摩擦係数と動摩擦係数の差が大きい。

金属同士が擦っている所・・?

ウーーーン。やはりリアと同じ改造かな?と言った按配でのスタートでした。

結果は前にアップしたとおり。効き過ぎた。

兎に角、今までの調子でフロントブレーキを握ると・・・・・・(怖)。

ひょっとすると、今流行のフォークチューン(擦動部の表面加工)よりも効果が有るのかも?

フォークチューンしてから、怖くてブレーキが使えなくなった。なんて聞いた事が無い。

もしそうなら、コストパフォーマンス最高。材料代¥2000強。加工賃だってたいした事の無い加工ですし。

で・・・・・・・・・。

始めました。フォークオイルの交換。

今使っているのは粘度指数36。

今度は44辺りにして様子を見るつもり。

でも、フォークを外したので、左右の長さ合わせや、煩くやった平行出しもやり直し。

ア〜ア、今更手を抜けないし。

(陰の声、手を抜けばオイル交換必要ないかも、汗)。

                                   更に続く・・。

2010.7.15

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