チョット距離を・・。
最終セッティングの後、仕事が忙しく、試乗も出来ない。チョイ、イライラ。
今年最後に成りそうな休みを取り、チョット走って来ました。
最後にNJをワンランク(1/2ランク?)変えたのは正解。スロットル1/4辺りでの排気音とレスポンスが気持ちいい。
此処で1/2と言ったのには訳が・・・・。
TMRを弄っている方ならご存知ですよね。
TMRのNJ。普通の番手は偶数のみ。この場合1ランク(例えば2番と4番)換えますと穴径は1/100mm変わるのです。この数値はJNのストレート径を1ランク換えるのと同じなんです。つまりJNのストレート、1ランクで1/100mm直径が変わります。
で、弄っているとその中間が欲しい。って絶対に成る筈。
ここで、活躍するのがたった一つの奇数番号P-1のNJ。
此処だけ奇数番号。つまり5/1000mmの違いなんですね。
此処を上手く利用すると、ストレート径の1/2が使えるのです。
ですから僕はNJをP-1で行ける様に、周りのジェッティング。微調整をP-1前後で合わせるんですね。
でも今回、チョイ薄い。で換えたのがP-0からP-1へ。これで十分な変化が有るんですね。
ぜひミクニに、奇数番号のNJをもっと出して欲しいです。具体的に書きますとP-3とO-9。これが有るだけでセッティングの幅がグーンと広がります。
で、この中間が欲しい。でもメーカーでは出してくれない。
此処を上手く誤魔化すのにMAJは結構役に立ちます。
いらないと思ったら、標準のゼロ番にするだけで元に戻るんですから。
勿論、初めてTMRを手にした方に、最初からMAJは薦めません。あまりにも弄る範囲が広くなり、頭真っ白状態に成ると思いますから・・・(僕も考えただけで・・・)。
散々弄くって、此処の中間が欲しい。開け始めをもっと優しく、って思ったら試して見る事をお勧めします。
今日のST。キャブに関しては殆ど(ゼロではない、笑)OK。フォーク周りのリセッティングの必要を感じさせただけでした。
少なくとも、MAJの死んでいた状態での一番良かった時。其れを間違いなく超えています。
で、実はTMRの28Φ。更に手に入れてしまったのですね。
最近のキャブはパイロット系が2ポート。これって・・・・・・?
開け始めの使い易さは、1ポートの方が上なんじゃ?
実験するしかないですね(笑)。
スローポートを埋めてしまうつもりです。
ハタカブで実験済みなんです。勿論大成功。
柳の下に二匹目の鰌がいるか・・・?
キャブって本当に楽しいパーツです。
2010.12.15