まずまたがって、体重をドンドンとシートに掛ける。フロントとリアが同調した様に動く。ニヤッ。
スプリングレートの選定、成功かな?
走り出し、最初の四つ角(狭い道です)。クルッと簡単に向きを変える。タイヤのグリップが上がった様な感覚。
真っ直ぐに走り出すと、タイヤのゴムが古いカチカチから、新しいシットリのゴムに変わった様。
思わずニヤッ。
でも、リアが低くないかい?
最初の交差点。チョイ早目のスピードで進入。
思ったとおり、大回り。リアが低くキャスターが寝すぎです。
直ぐに店まで引き返し。
リアを上げるには、プリロードと車高調整の二つの方法が有るのですが、車高調整付きのサスは初めて。
経験のあるプリロードでの調整を選びました。
サスストローク内でしたら、どちらを選んでも大丈夫な筈ですし。
加重が抜けた時に、リアサスのリバウンド側を使い切ってしまうようなら、車高調整が有利です。
走っていて、そんな感じも無かったですし。
プリロードの調整。元の位置にマーキングをしてから廻さないと大変な事に・・。
1回転締めました。クァンタムのネジピッチは1.6mm。1回転で1.6mmだからリアも1.6mm上がると思ったらブッブー。
ST君のリアサスはかなりのレイダウン。締めた量よりもリアの上がる量は大きいのです。
初めてのサスですから、勝手が判りません。とりあえず1回転で再試乗。
先程はらんだ交差点。狙い通りのラインで通過。
チョット走ってきましたが、ST君大変身。TMRのパワーを受け止めるサスです。安心してスロットルオン。コーナーへも躊躇無く入って行けますし、クリッピングからのスロットルも安心して開けれれます。
ある意味、拙い。免許証が心配(汗)。
で、もっと嬉しかったのが僕の読み通り、フロントフォークが負けなかった事。
フロントとリアのバランスも問題ありません。
口の悪い友人たちは、『リアを良くしたら、今度はフロントになるんじゃない。』なんて言っていましたが、彼らをガッカリさせる結果に成りました。
ノーマルSTとは、かなり違うバイクに成ってきました。でも僕の好きな方向へ変身していますので・・・・・。
2009.8.14
追記です。
先の書き方ですと、無茶良く成ったように取られるかもしれませんが、そんなすごい変化では有りません。自分のバイクだから判る事で、人のバイクを借りて乗った程度では判らないかも知れない範囲です。
世の中、サスで物凄く変わったと言うレポートが有りますが、1Gでの姿勢は合わせたのでしょうか?
また交換前のサスは抜け切ってはいなかったですか?
今回の交換はまだシッカリと働いているノーマルサスからの交換ですから、そんなに変わっては、有る意味困るのです。
今の走りで、リアサスの動きに不満が無いのでしたら、交換は不要です。
今回のSTの変化は、良く成ったのではなく、極普通に成った(以前が変だった)と理解しています。
2009.8.15
更に追記。
プリロード調整ネジのピッチは1.6mmですが、自由長調整ネジのピッチは1mmでした。
どちらも同じ回転数で、1Gでの全長を合わせをしますと、失敗します。
2009.8.15