点火時期の調整

給排気を弄ってきますと、点火時期の見直しが必要に成ります。

点火時期はメーカーの指定どおりに合わせて、疑いもしない方が多いですが良いエンジンにしたいのでしたら調整は不可欠です。

更に合いマークの位置が狂っている車両多々。2〜3°は狂っていると思って間違いは有りません。

その辺は公差として仕方が無いレベルなのです。

点火時期が早過ぎますと、キャブのセッティングで薄過ぎた症状に似てきますし、遅いと濃い症状と似て来ます。

低回転でスロットルを開けた時、ギクシャクするのは点火時期の早過ぎる場合も結構有るのです。

買った当時は(ノーマル車両)無かった、ギクシャク感が若干出て来ました。

キャブで散々調整したのですが根本的に変わりません。

これは点火時期かな?

疑問を持ったら実行有るのみ。失敗すれば戻せば良いのです。下手な考え休むに似たり。

STのエンジンの点火タイミングのセンサーは、左クランクケースカバーの中。

写真左上。二本のネジで留まっているパーツです(赤丸の中)。

思ったとおり調整代は設けて有りません。誰が組んでも其れなりのエンジンに成る、メーカーとしては当然の構造です。

でも、機械物には公差が有り、其れが当たり外れの原因に成っています。

このセンサーの取り付け穴を長穴にして、調整をしようとの魂胆です。

 

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