ETCの取り付け。
購入してから暫らく経つのに、中々つけなかったETC。寒くてツーリングへ行こうと言う気にも成らなかったのが一番の原因かも・・・。
重い腰を持ち上げてヤット始めました。
本当はメーターバイザーの内側にアンテナは張り付けりゃ良いや。なんて考えていたんですね。ところがシェルパのバイザーとメーターとの隙間。殆ど無い。あの小さなETCのアンテナさえ入らないのです。
で、メンドイナー・・・。
アンテナの位置は・・。
こんな取り付けです。4輪用のアンテナはガラスの内側に貼るのが前提ですから、接着面を前向きに取り付けるようです。
まあ、この位置の方が走行風が直接アンテナに当たらないので、耐久性には良いかなと・・。
スモークアクリルを適当な大きさに切断。両面テープでハンドルポストに接着。アクリルの裏側にアンテナを接着すると言う、手抜き工事です。
此れで実用性は十分です。最近の両面テープの接着力と耐久性はかなり凄い物が有るんですね。
アンテナからのケーブルが長過ぎるので切断。ナンテ絶対にやってはダメ。途中の接続箇所でまず巧く行きません。長いケーブルを車体内部でぐるぐると巻きましょう。
この時も急激に曲げてはNG。優しくグルグルと・・。
電源ケーブルも長過ぎるのが付いてきました。こちらは切断OKです。つまらないトラブルを起こさない為にも、丁度良い長さに切断します。
本体からの電源ケーブルは2本。要はプラスとマイナスの2本だけ。
マイナスはバッテリーの−端子に直付けをお勧めします。僕も勿論直付け。
さて+側です。此れはバッテリー直接とは行きません。直接でも動きますが、バイクを動かしていない時にもETC本体が僅かの電流を流しますので、長期に渡るとバッテリー上がりを。
イグニッションキーがONの時だけ電流が取れる配線を探します。
回路図で赤く染めた配線のどこかから取って下さい。此処がイグニッションONの時だけ電流の取れる部分です(実車の配線の色は茶です)。
ETC本体の取り付け位置の近くから取ればOKです。
僕の取り付け位置は、申し訳ないですが防犯の見地から公表しません。
で、早速テスト走行です。
今回のETCは値段の安さで選んでしまい、インジケーター類が有りません。本体の発光ダイオードのみ。チョット不安での試乗です。
ゲート間近。万が一開かなくても通れる位置(ゲートの隙間)目指して前進(注)。
通る直前で無事にゲートが開く。思わずホッ。自分でつけたETCは何が有っても自己責任です。
最短距離のICを目指しほんの数キロメートル。
出口のゲートで¥150の表示。無事に使える事が出来ました。パチパチパチ。
これで、シェルパも長距離ツーリングに引き出せます。
注)ETCの取説にも書いて有りますが、バイクの場合入り口のゲートが開かなかった時は、其の侭入って下さいと成っています。急停車をすると、後続の車に当てられる危険からの回避です。
その後、駐停車違反にならない(インターの内側は駐停車違反)場所まで走り、係員に説明をして下さい。と成っているんですね。
つまり、出口で説明をと言う事に成ります。実はある友人、此れを2回経験。出口でも何処から入ったかを証明できない為、後日連絡をしますと言う話に成り、結局は其の侭に・・・・(笑)。
結論としては、その時その時によって最良の方法を取って下さい。間違っても料金を誤魔化そうなんて下衆な考えは起こしませんように・・(笑)
2012.4.7