旧型マフラーでの試乗。
取り付け後、何やかやと用事が続き、ヤット今日朝練へ。
BLOGを読まれている方ならご存知の大垂水峠を一往復する練習です。
勿論、公道です。ムチャな運転は出来ません。あくまでも体をバイク向けにしておく事。ライディングフォームのチェックと修正。ライン取りの訓練。辺りがメインの練習です。
30分ほどの練習ですが、毎日していますと、間違いなく良い方向へ進みます。バイクが軽く感じますし、安全のマージンが確実に増えます。
と言って油断してペースを上げると危険。あくまでも公道です。
此処二ヶ月以上続けていますが、体とバイクの一体感が増えました。
で、早速マフラーのテスト。
マフラー交換だけでキャブは一切弄ってません。ある意味バランスを崩した状態です。
と言うのも、シェルパが現在のマフラーに成った時にキャブセッティングも変わっているんですね。
つまり、この状態のセッティングのシェルパは出荷されてません。
普通に走ると、若干排気音が大きくなったのが判ります。音質としては新型マフラーの方が好みです。ジェントルなんですね(僕と同じ、汗)。
最初はスロットル微開でのトルクが落ちたかと思ったのですが、直ぐに慣れる範囲。走り出せば速度の乗りは今度のマフラーの方が良いですね。
でも、ほんの若干です。普通に乗ったら判るかどうか?
ワインディングに入ります。
成る程・・・・・・。
微妙な差ですが・・。
パーシャルが使い易いです。コーナー途中でのパーシャルが使い易いんですね。つまりパーシャル状態を維持する時のスロットルコントロールの範囲が広い。
更に開け始めのトルクの出方がすごく自然。コーナー途中でのトラクションコントロールがし易い(トルクが出た為です)。
勿論、大げさに騒ぐほどの変化では有りません。でも前よりもコーナリング中のコントロールがし易くなったのは間違い有りません。
吸気系を弄らない此の侭でも良いかな?って思わせるフィーリングです。
エンブレの効き方も自然に成りました。イエ今迄も十分に自然と思っていたんですが、此方のマフラーを経験しちゃうと・・・・。
バイクはスロットルで曲がる。
この基本に更に近付いたシェルパ君です。
オット、写真。
外見は擦り傷が目立ちますが、大きな凹みも無く、まだまだ使えそうです。ステンですので傷から錆びるという事も無いですし。
一緒に付いて来たエキパイは今付いている物よりも綺麗なので、シッカリとスペアパーツです。
マフラー本体を手にとって重量を比べると、触媒の入っていない分軽量です。
触媒が無くなったので、安心して吸気系を弄れます。
2012.5.27