フェンダーの幅をフォークに合わせる。
さて、フェンダーの幅がフォークより狭い。此の侭取り付けると、フォークの平行を阻害する。
対策にはフェンダーの幅を広げれば良い。
こんなところだけど、じゃーどうやって広げるのか?
正直、一瞬悩みましたよ。金属だったら力技が使えるけど、PP(ポリプロピレン)相手では通用しないし・・。
で、考え付いた方法(巧く行く保証は無い)。
とりあえず、合わないのを承知で左右をつけちゃいます。柔らかい樹脂なので、それ程苦労をしなくても大丈夫。
要は、この位置にフェンダーを馴染ませれば良い。
でーーーーーーーー。
ヒートガンでフェンダーを温めちゃうのです。樹脂は高温で柔らかくなり、塑性変形を。
その後冷やせば、其の侭の形状で固まる・・・・・(巧く行くのかな?)。
表から温めるとフェンダーの形状が崩れるので、あくまでも内側からだけ。
温めては冷やし、温めては冷やし。3度此れを繰り返したら・・。
前のページと同じく、左側だけ取り付けた状態。隙間が1/3〜1/4に成ってます。
アクスルシャフトでのテストでも、ネジ部の移動はゼロ。
此れでフォークにストレスを掛けないフェンダーに成りました。
こんな事に気遣いながらのセットアップ。一つ一つの効果は僅かですが、塵も積もればです。
2012.4.2