キャブが外れて略半年(大汗)。
今年に成ってシェルパが動いたのは新年早々の1回だけ。
なんせ寒気の中での始動性の悪さと、その後のグズリがイヤに成った。
STはいつでもセル一発でエンジン始動。給排気をチューンして有るんだよ。
対してノーマルのシェルパ目・・・・・・・・・。
メーカー出荷時のキャブセッティングに問題が有るのは判っている。
対処法も有るのだけれど、どうしても純正キャブに対してのセッティングパーツの入手は難しい。
色々な面倒を考えたらTMRにしちゃえばセッティングパーツは豊富。
更にSTでTMRのコツも判って来た。
TMRの美点はレーシングキャブとは思えない耐久性。マメなメンテも必要としない。セッティングさえ出せれば手の掛からないキャブなのです。
そんな考えで新年早々にキャブを外され其の侭だったシェルパ君。流石に可哀想だよねー。
ヤット仕事の方が一段落。
キャブを付けるか。
加速ポンプを外された相変わらずの姿のTMR28φ。レースで使うには小さいですが、公道での使用には充分な口径と考えています。
TMRのこの上は32φ、250単にはチョイ大きい(公道では)。
つまりSTと同じキャブをもう一個買ったのです。
キャブ取り付けで最初にするのはスピゴットの製作。こいつを作りキャブの位置を決めなければ先には進めません。
スピゴットは外注に出せば数千円。ハッキリ言って安いです。1個だけの手動旋盤では手間賃にも成りません。
まあ、僕の場合は作るのも楽しみだったりするので・・・・・・・(笑)。
純正スピゴットにリングを被せインシュレーターの内径と合わせるのが一番簡単なんですがキャブの通路とエンジン側通路に段差が出来ます。
吸気の流れに乱れを作るのでイヤなんですね。
内面は綺麗なテーパー状にして流れを乱さない様に・・・・・。
さて、作図に入りますか・・・・。
2015.6.11