TMRのプリセッティング。

ガスホースの配管が終り、ついにTMRのフロート室にガソリンを満たす事が出来ます。

長かったー・・・・・・・。

苦節五ヶ月(長かないか)。そろそろエンジンに火が入りますよー。

で、問題はどの様なセッティングで組んで取り付けるか?

ニードルケースの上のMJホルダーはMAJが使える様に改造済み。こいつが無いとTMRは梃子摺ります。

メーカー出荷時のセッティングは完全に無視。STで苦労しましたから。

TMRはセッティングが詰まると、好みのエンジンフィーリングへ悪戯が出来ます。

STはマッチョなエンジンにしてしまいましたから、シェルパは柔軟路線。

勿論STも柔軟路線への変更は簡単です。

過去のデーター通りに変更すれば良いだけですから。

シェルパの初期設定、STと同じとは行きません。エアクリの容積が丸っ切り違うのですね。

吸気抵抗が大きいですから、同じジェットで組むと濃過ぎます。

この辺のさじ加減をして組んだのが・・・・・・。

データーを書いちゃいますね。勿論此れでお終いではないです。あくまでも叩き台。

MJ        122,5

MAJ    52,5

PJ     12,5

PAJ    60

NJ     9E12-53

JN         O-8

クリップ   4

PS    11/2

ジェットも針も出荷時とは全て変わっているのが何とも・・・・・・・・。

ついでにミクニ標準のデーターも・・。あまりにも違うのでどちらを信用するかは任せます(笑)。

MJ   140

MAJ    0

PJ   27.5

PAJ  130

NJ  9D03-52

JN  P-1

クリップ  3

PS   2(出荷は1/2だった)

笑っちゃうのが、キャブセッティングを煩く書いている某雑誌。昔こんな事が書いて有りました。

『メーカーは出荷時に有る程度調整して出荷しているので、出荷時のPS戻し量はチェックする事。』(編集長記)

ご存知、TMRのPS戻し量の標準は2回転。

STのTMRは1回転戻しで入手しましたし、今回のは1/2戻しでした。

メーカーはそんな面倒な事はしていません(まあ雑誌ですから)。

第一ジェット類の取り付けトルク。壊れんじゃない?って心配する程の高トルクで締まっていました。

PJなんぞはドライバーの柄をプライヤーで銜えてヤット廻ったんですね。

まあ、ミクニだけでは有りません。新車のバイクもオーバートルク組み立てが当たり前。

メーカー信仰は程々に(自分のレベルアップには不可欠)。

さて、明日には火が入ると思います。

その結果は『明日の心だー。』

 

2013.7.28

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