キャリパー交換

 

飛ばし屋さんの友人に『ブレーキが足りん。』と、駄目だしをされてしまいました。

フロントアングルを変える為(モノサスのアウターチューブは、アクスルシャフトの取り付け位置が、前方に5mmオフセットしています。その為前後を逆に組みますと、トレールが10mm増えます。)に、アウターチューブは逆さに成っています。

ホンジャ4ポットかい。との改造になりました。なぜかbremboはその頃から値崩れ。一個¥16500なり。よーし買っちゃえ。処がサポーターが市販に無い。買ったとしてもへたすりゃキャリパーより高い。こうなりゃ作っちゃえ。以前MZのサポーターも作ったことが有るので、時間さえ掛ければ何とかなりそう。

ディスクもまだ新品に近い状態でしたから、変な癖が付く前にキャリパー交換をした方が良い、との考えも有りました。

と言う事で作ってしまいました。材質は市販品には2017が多いですが、腐食に強いのを理由に6061で作りました。さすがに6061。アルマイト処理無しで、雨の中を走っても平気です。でも強度は2017の方が若干強いので、ハードブレーキングが楽しみな方は真似をしないで下さい。

走ってみたら、もうオムスビには戻れません。効きが強力というだけではなく、コントロールが凄くしやすい。またレバータッチも気持ちが良い。

チョット僕のブレーキングもハードになった様な・・・・・・・・・・。

でも、この後、ちょっとしたハプニング。キャリパーを外してみたら、ピストンの出方が不揃い。小径のピストンは右側が出ていて、大径のピストンは逆が出ている。と言う事はディスクに対して平行が出ていない。最初キャリパーの不良かとも思いましたが、考えてみるとこのフォークは事故車の物、インナーチューブも修正しています。スペアのフォークに替えたら、平行が出ました。アウターチューブのサポート部が事故によって変形していたみたいです。オムスビの時には気が付きませんでした。

絶対にやってはいけない事

アウターチューブを逆さにしないままの異径4ポット取り付けは絶対にNGです。パットの異常磨耗の恐れが有りますし、コントロールも難しく成ります。

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