スロットルワイヤー
BING時代に、ワイヤーは自転車用を利用。この類のワイヤーが手に入り易い為です。耐久性も問題有りませんし。
今回も、前回作った残りが有りますので、不良在庫の有効利用(笑)。
で、こんな物を作りました。
直径6mm。MCナイロンで更に滑り特性の良い物を選んで・・・・・・・・。
さて何でしょう?
答えは・・・・・・・・。
ワイヤーのエンドキャップ。
自転車用のアウターワイヤーは、バイク用よりも僅かに細いのです。結果ガタが・・。
で、此処のガタ。BMはシビアなのです。ボクサーエンジンの宿命ですね。左右のアンバランスに病的に煩い。ワイヤーの遊びの微妙な狂いがエンジン振動や、加速フィーリングに大きく影響するのですね。
当初は、アルミでキャップを作る予定でした。でも待てよ?
ワイヤーキャップとワイヤー受け。此処のフリクションも問題。フリクションで引っ掛かったら、遊びが狂っているのと同じです。
フリクションを極限まで減らす。ピコン。エンプラ。
こんなの普通作りませんよね。でも拘りたい。拘らなければ2号を作った意味が有りませんから。
ワイヤーホルダーにスルリと収まりました。アウターワイヤーとのクリアランスはゼロ。手でグイッと押し込まないと入りません。
アウターワイヤーのメーカーが変ったら、作り直しです。
其処までクリアランスを追い詰めました。
正直、失敗作が2個。クリアランスの調整が巧く行かなかったのです。
10個作らなければいけませんから、チョット大変。
頑張りますか。
2010.12.25