カッタウェイ
散々、TMRを弄っても、TMRにはないセッティングパーツ。スロットルバルブのカッタウェイ。
こいつがどの辺でどの様に効くかは、理論上は知っていても・・・・・・・。
ハイ、初体験。
先日の試乗で29Φのセッティング。略合格点。
此処で、カッタウェイを変えたらどうなるんだろう?
そうです。キャブセッティングは好奇心旺盛で無いと、腕が上がりません。
なんか知らないけど、普通に不満もなく走っているから・・・。此れで終えちゃいけないんですね。その先に本当の楽しみが。
今日は天気も良いし、チョット走ってこよう。浅川さんの所へ行って、その後にはおなじみの干物屋さん・・。
で、無謀にも出発直前にスロットルを交換。2,5から3,0への変更です。
薄い方へ振ったのですね。
今回の目的。カッタウェイを変えると、スロットル開度でどの辺に効くのか?それと0,5違いでどの程度薄くなるのか?
勿論、ジェットで絞っても薄くは成るのですが、ジェットで絞った場合とカッタウェイで薄くした場合、エンジンフィールは違うはず。
要は、走って薄くしたい。この場合はジェットで調整すべきか、カッタウェイで調整すべきか?
この辺の感覚を磨きたい。
こんな時は、兎に角経験するのが一番の近道なんですね(と言うか、それしか方法はないです)。
取り付けた3,0は2個しか手持ちがないので写真は撮れません(汗)。
走り出して直ぐに判りましたね。
アイドリングから効きます。
完全にアイドリングは薄過ぎ。
ジェットを持たずに出発したので、エアースクリューで調整したけど無理。
SJを大きくしないと駄目みたい。
まあ、普通に走るのには大丈夫な範囲です。でもエンジン温度でアイドル回転数は敏感に変わります。
でも、走り出すと美点の方が多い。要は開けた時のレスポンス。良い意味で敏感に成りました。
感覚的に、1/3開度辺りまで影響をしているよう。
体も2号の操縦法をだんだん思い出し、帰りはチョットワィンディング。
此処で29Φと33Φの違いが明瞭に・・。
コーナーでのトラクションコントロール。
33Φはワンテンポ遅れるし、スロットルの動きに対してリニアにトルクが出てこない。
29Φ。トラクションが自由に掛けられる。結果、段々とバンク角が深く・・・・・・(汗)。
寝た状態でトラクションを自由に掛けられるのは、コントロール範囲が広くなって、ラインの取り方に自由度が増す。
硬化の進んだタイヤでも、十分に遊べました。
このトラクションコントロール。BINGでは出来なかったし、33Φも僕の感覚とシンクロしなく、ある意味コーナーが怖かった。
29Φ化は僕にとっては大成功。
このリアルなトラクションが欲しかったのです。
今年は2号で出かけるのが増えそう。
2011.4.12