カッタウェイ。

TMRには存在しなくて、CRには有るセッティングパーツ。

スロットルバルブのカッタウェイ。

スロットルバルブの下端。吸気側だけ斜めにカットして有りますね。この部分です。

で、このカット。寸法を変更すると、混合気の濃さを調整出来るのです。利用しない訳には行かないですね。針のストレート寸法の粗さをコントロール出来るかも知れませんし。

僕の入手した33Φには3,0が標準装備。29Φには2,5が入っていました。残るは3,5。通販で発注しました。使うかどうかはこの後のセッティングの進み方で決ります。

今現在のセッティングでは、開け始めが若干薄い。だったら2,5は使うかも知れないが3,5は要らないんじゃ・・?

キャブセッティング。そんなに甘くは有りません。カッタウェイで薄く振って他のパーツで濃い目に振るか、カッタウェイを濃く振って、他のパーツで薄めるか。AF値では同じに成っても、エンジンフィーリングは違ってきます。

で、こんな時、経験豊富な方の意見を聞きたくなるでしょうが、此れが危険。其の方が嘘をついているとは言いません。でもその時のフィーリングの変化は其の方のバイクの場合であって、バイクが変れば違って来るんで、鵜呑みは非常に危険なんですね。

実際に、2号は濃い薄いが判り易い症状を出しますけど、STは僕を如何に騙すかと企んでいる様ですし(笑)。

要はやってみなきゃ判らない世界なんですね。

其の為に、針やジェット類を大量に買い込んだのです。でもジェットはもっと買わないと駄目と思っていますし。

で、入荷した3,5のスロットルバルブ。

ジェットや針は、割りと簡単に売っている店を見つけられますが、スロットルバルブを扱っている店は少ないですね。

三種類の揃い踏み。3,0は2号に組んで有るのを外して撮影(笑)。ボクサーですからやりますけど、STなら勘弁。

で、そのカッタウェイの違い。

左が3,5。右が2,5。この程度の違いです。

さて、最終的にはどのバルブを選ぶのか?

と言いながら、結局何時まで経っても決らないのも理解していまして・・・・・(汗)。

いつの間にか、TMRに迫る数のセッティングパーツが揃ってきました。

2011.2.13

BACK