この写真を見ても何も判らないですよね。外見は何も変わっていません。しいて言うとブレーキホースの取り回し。以前はマスター出口よりもホースの方が高くなっていましたが、今回は若干低め。この方がエアーが溜まり難いので変更しました。と言っても以前の状態でエアーは抜けていましたが。

今回の変更はマスターシリンダーの径を変えたのです。具体的に言いますと12,7φから14φへ交換しました。交換の理由はブレーキが効き過ぎる。早い話が僕にはコントロールの難しいブレーキだったのです。各部のメンテ(ブログに載っています)をして其れ成りには効果が有ったのですが、今一・・・・。

同じ様な症状のST250もマスター交換で激変。柳の下の鰌を狙いました。

単にマスターの交換だけでは勿体無いので、キャリパーのオーバーホールも同時に決行。キャリパーのオーバーホールは使い方にもよりますが長くて20,000km。出来たら10,000kmで行うと、ブレーキの鳴きやその他諸々のトラブルに見舞われる確立がグーーーーーンと減ります。パット交換ごとに行えばgood。

で、交換後の初走り。いきなりツーリングです。大丈夫かいね?

今回のツーリングはとても楽でした。レバーコントロールに神経を使わなくて済みます。前の車が急停車。そんな時は人間火事場のバカ力。以前ですと低速ではフロントロック寸前まで行って、掛けた本人がヒヤリ。今回は極自然にストップ。コーナー侵入時の微妙なコントロールも思いの侭。一般にメーカーでは4ポット(片側2ポット)キャリパー1個には12,7φを使う様ですが、僕には効き過ぎ。14φが丁度良い様です。

2007.6.6

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