車検も無事に済み、頑張ってくれたピンキー2号。ご褒美にチョットお洒落。グリップエンドにキャップを付けてやりました。ヤッパリこの方がカッコいいですネ。

今回の改造で、なんと言ってもノーマルとの違いはライディングポジション。ハンドルの高さは変わっていませんが、ヒップポイントが後ろに下がり、ステップも後ろへ。結果ハンドルが遠く成っています。一般のボクサーのポジションとは明らかに違います。

でも・・・・・・。僕の好きなポジション(笑、いい年して)。5年もののタイヤが怖いので、あまり寝かしていませんが、上半身でタンクを抱え込むポジションです。要するに走る気にさせるポジションです。

ブレーキは十分に強力。逆に僕には強力過ぎるかも。今迄のつもりでペダルを踏むと遥かに軽い踏力で簡単にロック。フロントもWPのスプリングをグーンと沈めます。特に不思議なのはリアブレーキで、ストロークが少なく成って、更に強力に成っています。ペダルの剛性が高い所為かも知れません。

エンジンは弄っていない筈なのに、高回転の伸びが段違い。今迄も廻ってはいましたが胸のすくようなとは言えませんでした。今回は、スロットルに遅れもせずグーンと伸びて行きます。エアクリが効いたんでしょうね。

問題のフレーム補強はまだ判りません。只、フロントの接地感は上がった様に感じます。現在言えるのは、ウォルブは消滅。両手離しでもハンドルは取られません。安心して片手をハンドルから離せます。ステップ荷重に良い意味で敏感に成っています。判り易く言うとハードな乗り味です。BMの柔らかな乗り味とは全然違います。でも嫌いでない。

ヘッドライト周りをフレームマウントは正解でした。バンクさせると素直にステアリングが内側を向きます。今まで有った遅れが有りません。逆に言うと、BM乗りには嫌われるハンドリングかも知れません。

一番の違いは、シート周りが軽くなったので・・・・。シフトダウン、アクセルを合わせる。ブルン、グラッ。普通の人は嫌がるでしょうね(笑)。発進時のヒップアップも顕著に成りました。まるでミニグッチ。良くも悪くも悪戯小僧です。益々ソロツーリング向きに成って来ています。

乗り易さでは前の方が上でしょう。でも、面白い。まだ慣れていない体で、でも、面白い。略狙い通りの変貌です。細かなセッティングが楽しみな、可能性を感じさせてくれます。

でも、一つだけ悩み。グッチを二台持って、どうするんだろう?

2007.3.2

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