2500km走ってみて。

バッテリーの不調やシートの張り替えなどで、走行距離が一時停滞していました。只乗れない間も新しく導入したSTで体のリハビリは続けていました。

3ヵ月半ぶりに乗って、もう自分の感覚は(頭の中では)病気以前のつもり。3月に乗り出した頃の不安感は全然なし。(本当は低速取り回しが全然ダメなんですけどね。)

やっと取れた夏休みでチョット走り回ってきました。勿論、ワィンディングが目的です。

体も少しずつ前の走りを思い出してきました。で、調子に乗ってS字カーブ。

驚きましたね、切り返しがえらく軽い。特に引き起こしがスゴク軽くて早いのです。前の調子で体重移動をすると完全にオーバーワーク。

SR的と言えば判りやすいかも。兎に角ヒラヒラ。僕はSRの19吋時代の操縦性が大好きなのです。車体アライメントを比べますと、R80とSRはかなり近い線。勿論重心位置などは違いますので、一概には言えませんが、ホイールベース、キャスター、トレール共に近似値です。ヘッドパイプの高さも略同じですし。

タンク、シートが軽くなったので、重心が下がったのも実感しました。

ステアリングヘッド廻りの強度が上がったので、1号時代ですと、チョットヨレが来るシチュエーションでも、いたって平気。自分が上手くなった感覚に陥りそうで、ある意味危ないです(汗)。

フレーム補強はヘッド廻りを重点にと言っている方達が多いのも頷けます。

硬めたフォークスプリング、其れに合わせてフォークの突き出し量を増やし、結果アッパーブラケットも強化、タイヤもグリップが増し、結果負担が全てフレームに行ってしまった1号。

全てを戻せばバランスが取れるのは判りますが、それでは進歩が有りません。

経験の全くなかったフレーム補強ですが、とりあえず成功のようです。

次の問題点はリアサスのスプリング交換に成りそうです。車体が軽くなったので、今のバネレートでは硬過ぎる感じです。プリロードは1号時代よりも6mmも少なくて車体姿勢がバランスしています。チョット困った。

2007.9.28

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