今回配線用に用意した材料です。1mmのエナメル線と絶縁チューブ6色。エナメル線の購入単位は30kg。絶縁チューブは200m。全部使うのにアンプを何台組めば良いのか、考えるだけで・・・・・・・。(1φのエナメル線30kgって何メートル有るのでしょうネ。)

今回これを使う事にしたのは、今までの経験からです。マズ配線材、撚り線、メッキ線はNGです。でもメッキがしていなければ長い使用には錆びの問題が。で、エナメルが塗ってあればOKです。

でも其のままですと、高圧回路の絶縁性に不安ですし、色分けしないと後々のトラブルの時のチェックに不便です。耐圧5000V1分間と謳っている絶縁チューブを見つけましたが、塩ビなので半田付けの時の熱には要注意です。

配線に掛かる手間は一般の被覆線と比べたら、何倍掛かるか判りませんが、今回のアンプには妥協をするつもりは有りません。逆に、他の問題点は過去に解決済みです。(ブロックケミコンは使わないとか、アースラインの引き方、真空管の動作点、etc,etc。)

今まで使っていたアンプとの違いは、出力トランスの違いと、この配線材だけです。電源は各ch独立電源だったのが、一個で済ませていますので、逆に手を抜いています。4ウェイ化の為にアンプの台数が必要になった。でも置く処が無い。の苦心の作です。

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