FRT-4

入力インピーダンスが4種類選べ、入力も3系統選べると言うアクセサリーがたっぷりのトランスです。

コアも、当時FRが売りにしていたリングコア(トロイダルトランス)と言う高級品。

当時は、カートリッジのインピーダンスに応じて、トランスも変えないといけないと思っていたので、迷わずに購入。

其れ迄使っていたDENONよりも、音の鮮度が上がり、其れ成りに満足したんですね。

ある程度使ってくると、悪戯をしたくなるピンキー君。

トランスのケースを外し、内部を見てみました。

底のビスを外すと、外のアルミケースが外せます。

外して見ると・・・・・・・。

内部に鉄板の蓋が有るのですね。磁気シールドのつもりなんでしょうけど・・。

トランス其の物は、シールドケースに入っています。鉄板って磁気歪の点から使いたくないんですね。

当時(30数年前)の僕のレベルでも、その位は知っていました。

で、上下の鉄板を外し、アルミケースに収めました。外見上は何も変わりません。

聴き慣れたレコードに針を・・・・・。

ヤハリ。今迄の音は、磁気歪の付帯音を伴っていたのがハッキリと判ります。

この辺の経験で、鉄板は絶対に使わなくなって来たのです。

2010.7.11

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