細かな点ですが。

先のページの写真で、此処に穴の開いているのに気付きましたか?

このアルミブロック、フローティングと言う事は、シャシから電気的に浮いているんですね。

ハムを引かせない鉄則。宙ぶらりんの金属は作らない。

此処にラグを取り付け、シャシとの間を配線で繋ぎます。電流は流れませんので、近場のネジ等に落としてOKです。

何事も、ワンポイントアース。と全てのアースを、一箇所に集める方を見ますがナンセンス。

夫々の働きを理解していない証拠です。

現実には、近くの立てラグの中心金属に落としました。まあ此処が近くて配線をし易かった。と言う理由だけです。

本当に何処でも良いのです。シャシに落とせば・・。

で、ラグに落とす場合で大切な事。

写真でラグの足とシャシの間、微妙に離れているのが判りますか?

離れている理由。写真の菊座ワッシャーが入っているのです。

数年持てば良いや。と言うアンプなら必要有りません。でも長年使うのでしたら必須。

アルミは表面に酸化アルミの皮膜が出来ますし、ラグの足にも酸化皮膜が・・。

其処に食いついて、導通を助けるのが菊座の働き。この辺の手を抜きますと、長年の使用で、原因不明のノイズに悩まされます。

2011.8.15

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