真空管ソケットレス。

一般的な、ソケットをシャシに止める構造をとっていません。この方式、ソケットと真空管の抜き差しが非常にし辛いのです。

差し込む時はまだ良いのですが、抜く時と言ったら・・・・(汗)。

チョット話は飛びますが、オールド管球アンプの修理を偶にします。殆どのアンプ(全数に近く)真空管ソケットは全滅状態。

何がと言いますと、ソケットの金属部分。締め付けが甘くなっていて、真空管の抜き差しが軽々。この様な物しか知らない方に、新品のソケットと真空管を渡し、抜き差しをしてもらうと皆さんビックリ。

そうなんです、簡単に真空管の抜き差しが出来たら、そのソケットはもう寿命です。ただしST管の4本足(UX)はゆるいですが。

MT管やGT管のソケットは、親の敵と言うぐらい固い物です。

で、僕のヘッドアンプは、真空管其の物を抑えていますので、ソケットを抜こうとすると真空管も一緒に・・・・。

まあ、頑張れば良いだけの事なのですが・・。

ソケットを使うのを止めました。

MT管の足。カートリッジのピンと同じ径なんですね。ヘッドシェルのシェルリードのピンを利用。

真空管に余計な重量物をぶら下げたくない。と言う意味合いでも有るのですが・・。

組み立ては面倒ですが、後々のメンテがし易く成ります。

まあ、つまらないこだわりです。

2011.8.17

BACK