モーターの底に開けた穴から7mmの丸棒を挿し込み、ハンマーで打ち出します。力加減は慎重に。強すぎますとシャフトの曲がり、端面のつぶれが起きてしまいます。

打ち出された回転系です。シャフトに刺さっている丸蓋がケースに圧入されただけの構造です。

此処ですごいのは、ベアリングのアウターレースはケースに対してユルユル、蓋に対してもユルユル。ケースの奥に板バネが入っていてスラスト荷重を掛ける事によって押さえています。上手い設計と言うかコストダウンの成果と言うか・・・・・・・。

ラジアル荷重はシャフトに掛かりますので、シャフト側のベアリングと反対側のベアリングはサイズを変えています。

一時の製品に回転音の酷い物が有りました。バラしてみるとベアリングメーカーが変わっている。以前はNGK、五月蝿くなってからのは、台湾製、最近静かに成ったので確認したらNTN。やはりベアリングは国産品が精度で勝っているようです。

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