最終調整はストロボとストップウォッチのお世話に成ります。ストロボだけでは早いのは判りますが、どのくらい早いかが判りません。3分で100回転ですので、100回転数え、その時の時間を計りどれだけ削れば良いかを計算します。最終的にはメッキを掛けますので、その厚さを考えないといけません。

サーボモーターを使えばこんな苦労も要らないのですが、出てくる音の差が判ると苦になりません。世のメーカーがサーボモーターを採用するのが分かります。

シンクロナスモーターにも良品が少なくなり、結局ベアリングを抜き出し、メタルを圧入して使っています。

此処までやっても、レコードがギブアップしないのですから仕方が有りません。

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