最近、また見直したティップトゥー。もう20年以上前にスタックスがライセンス生産をしていました。と言う事はもう特許は切れたかな?

一般のスパイクベースとは基本理論が違い、裏返しで使うと逆効果。要は振動を一方通行で伝えると言う物。

スタックスが生産を止めて、代わりのメーカーも出てこないので、仕方なくポチポチと少量生産。

もっとも、スタックス製とはチョイ違う。何かと言うと平らな面の中心にタップが立てて有ります。何しろアンプの下に挟もうとすると、コロコロ転がって何とも面倒。ジャ、タップを立ててアンプの底面に取り付けちまえ。

スタックス製を平らに支持出来る冶具を作って、ボール版で穴あけ(アノ頃は旋盤は無かった)。M3のタップを立てました。

で、やってみて驚いた。再生音が単に敷いた時とは明らかに違う。ピントが合ったという言い方がピッタリ。この音を聞いたら元には戻れません。

アノ頃はスタックスと付き合いが有り、教えてあげようとпBついでに修理に入った超ど級アンプDA300(Aクラス、片ch150Wと言うトンデモアンプ)の部品の供給を頼んだ。単に電源リレーの不良なので、あんな重いアンプは送りたくない。なのに電話口に出た女の子。アンプを送って下さいの一点張り。頭に来たのでティップトゥーのネタを教えるのは止め、リレーは部品商で手配して修理完了。

話が飛びました(笑)。右端の一個がスタックス製。平らな面は何も無い。中央奥が僕の作っている物の平面部。M4のタップが立っています。

左が、其のネジ部にイモネジをねじ込んだ物。アンプ側にもM4を立ててねじ込みます。

20年前のネタです。

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2007.3.20

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