見慣れたキルSWです。最近はドカにも使われている様で、優れたディザインと思っています。でも形で選んだ僕が悪い。元々の回路は判りませんが、ポイント式やトランジスタ点火のコイルの一次側に入れてはいけません。あの頃の僕はバイクの電装は所詮直流。繋がってりゃOKぐらいにしか認識していませんでした。でもコイルの一次側のDCRって高くて4Ω、低いのになるとコンマ数Ω。単純にΩの法則で考えても3A以上流れている。更にパルスで流すので、インダクタンスも効いてくる。そんな所に0,75の配線。電気屋さんだなんて威張れませんね。確かにステアリング周りの抵抗は少ないほど良い。以前タコメーターを機械式から電機式に替えて、ハンドリングが変った経験がある。だからハンドル周りの配線は極力柔らかい物を使いたい。でも電気的には太く短く。このジレンマを解決するのがリレー。もっと早く気付くべきでしたね。

ついでにハンドルがチョット替わっているのが写真で判りますか?22,2φのハンドルSWに合わせる為の苦心の策です。写真では構造が判りづらいので、近々簡単な図面をアップします。

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