本当にやっと乗れたのに・・。

ピンキー1号をバラして、丸4年。乗れなくなってから4年半。一時はもう乗れないと諦めそうに成った時期も有り、感激の時間だった筈なのに・・・・・・・。

最近、歳の所為か、涙もろく成っています。ドラマを見てはグシュグシュ。感動の体験を聞いてはグシュグシュ。

きっと、BMに乗ったら感動で前が見えなくなるんだろーなー・・・。

仮ナンバーをつけて最初の試乗。直進しか出来ず、最初の交差点の左折は怖くてパス。でもそうも行かないので、何ヶ所か先の交差点でやっとの思いで左折。意外とスムーズ。でもハンドルが変に重い。ステアリングが締め過ぎだなー。

急な下り坂。前の車が急停車。不思議と右足が反応してペダルを踏む。いとも簡単に後輪ロック。スケーターをやってしまった。ウーン、5年も乗っていなかったから、タイヤの表面が硬いし、オイルも付いてるな、ブレーキドラムは軽い錆が出て、シューに食いついたな。

アイドリングがドンドン上がってくる(1,300rpm)、やはり止まったままではエンジン(特にミッション)の温度が上がらないから、調整は無理だな。

スロットルを開ける。ウーン、廻るけどこの感じは薄いな。エアクリがでかいからしょうがないか。

こんな事ばかりチェックしていて感動のかの字もなし。

店に戻ると、乗れた感動などどこ吹く風。ステアリングベアリングの調整とキャブ調整を始め、エンジンの止まらない原因を探し出す始末。

全ての調整が終わって、今度は光軸の確認に暗くなって来た市街地へと走り出す。

ひょっとして僕って冷血漢?

2007.3.2

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