ノーマルエアクリBOXの構造です。

一般のエレメントと逆で、内部から新鮮エアーを吸い込み外部に吐き出す構造です。

かなりの容積の有るBOXですが、エレメントがその大部分を使ってしまっています。更にエレメント上下部とBOX壁との間が狭いのも気に成ります。

基本的にエアクリは必要悪です。無い方が良い(吸気抵抗は極限まで下げたい)。でも無いと、エンジンの内部にゴミが入り込み悪さをします。

ファンネルで走ったマシンは、キャブのスライドバルブの表面を見ると判りますね。

で、兎に角エアクリの付いた状態で吸気効率を上げたい。

エレメントの表面積を大きくすれば済むのですが、此れにも限界が。

また、キャブに直接エレメントをつけますと、吸気の脈動が直接エレメントに達するため、吸気音の煩さも困ります(過去にSRで経験)。

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