高山まで北上。時間はまだ9:00前。
馬鹿なピンキー君。家とは反対方向に走り出す。41号線を更に北上。
殆ど風来坊の様な行動。
古川の道の駅。チョット立ち寄る。お腹も空いているし。
朝から食事が出来る。11:00までは朝定食。色々付いていて¥600。
食べて見たらお腹パッツンメニュー。
ご飯にうどんが付いている。勿論おかずも何種類か、コロッケも有ったし。
食べ物を残すのが嫌いなピンキー君。さすがにうどんは食べ切れなかった。
休息所に畳が敷いてある。ブーツを脱ぎ、畳の上へ。
ごろりと横になり、良い気持ち。このお腹で走るのは結構キツイ。
30分ほどの休憩。
休憩後41号を更に北上。神岡町。オット、今は飛騨市。合併で町名がコロコロ変わり、道路標識を見てもピンと来ない。
神岡から右折。国道471。此処は昔散々走った道。神岡から新穂高まで何分で走れるか散々やった。ディーゼルボンゴでは33分が限度。初期型のRX-7でも30分チョイ。グッチでは軽く30分を切った。地元の人にも其れは早いと褒められて・・・・・(大汗)。まあ、若気の至りです。
今回は時間を気にせずマイペース。
平湯から158号線。安房峠を登ります。
6月とは逆コース。
何か、たくましい表情に成った気がするSTの面構え。
まだ時間は12:00前。まだまだ走るよってSTが言っている。
安房を長野県側に下り奈川ダム。ダムを渡り切って右折。県道26号線。野麦峠の登り口。
イヤ、今回は登りませんよ。さすがに其処まで走ったら体が持たない。
26号を国道19号まで走ります。此処のワィンディング。250単にピッタリ。楽しく走っていたら19号。
19号。真っ当な人は左折です。東京へ帰る道。
まさかの右折。東京とは逆方向。数キロ走ると国道362へ左折。権兵衛街道です。昔は難所、今はトンネルで走りよい。
伊那に抜けますが、此処で普段は伊那インターで高速へ。
今日はそんな事はしません。もっと走りたい。
伊那の街中へ。高遠へ抜けるのです。で、此処で困った。道なりに走ったら伊那の駅で行き止まり。
ハーーーーー?
バイクを止め駅前の交番へ。
中年のおまわりさんが一人で留守番。
道を聞いたら、アノネー。要は、362号線。街中は昔の籠道。無茶狭い。道成りに走ると駅で終わってしまうのだそうだ。
地図上では真っ直ぐ簡単に抜けられるようになっているのに。
おまわりさん親切で、街中の細かな地図(観光案内図)に書いてくれて元へ戻る近道を教えてくれる。説明の終わった地図もたたんで僕へ。
気をつけて行きなよ。の声に送られて出発。
流石おまわりさん。言う通りに走ったら簡単に脱出。
こんな時、お年寄りに道を聞いてはいけません。過去、散々な目に何度も・・・・(汗)。
高遠へ出てここから国道152。杖突峠に向かいます。
此処からは何度も走った道。地図はもういらない。気分良く其れ成りのペースで走っていると、いつの間にか一台のバイクが後ろに。
オッ。STがどのくらい走れる様に成ったかのテストには最高。
軽く鞭をくれる。後ろのバイクもペースアップ。でも、其れ程近付いては来ない。
ウン、まあまあ早くなったのかな?
勿論、其れ成りのペースは何も無い所。集落に入るとグーンとペースダウン。こんな所を飛ばしたら、子供をはねてしまう。
後ろのバイクも心得ていて一緒にペースダウン。ウン、信頼できるライダーだな。ペースダウンで走っていたら、もう一台のバイクが追いついて来た。でも彼も前の二台を抜こうとはしない。
そう、こうして走れば、バイクに興味のない人に白い目を向けられないで済む。
集落を出るとペースアップ。段々熱くなって来て・・・・・・・。
バックミラーで確認。一台目はついて来るが、二台目はついて来ない。
杖突峠。暫くぶりに楽しませて頂きました。
終点1〜2km手前。前に大型トラック。チョット追越は危険。
後ろについてダラリン走行。
そうこうしたら、二台目も追いついて来た。
下での信号。三台が並ぶ。一台目はVT250。二台目はホーネット250。
フーン、このバイク達と其れ成りに楽しめたのね。STエライ(馬鹿です)。
後ろの一台目、信号待ちの度に地図を見ている。
ピ『何処まで行くのですかー?』
ライダー『八王子です。』
ピ『エー、僕もですよー。』
其れからは信号待ちの度に会話。
これだからツーリングは楽しい。
早く帰らないといけない彼は最初のインターで高速へ。
僕は途中の道の駅で最後の買い物(ヤハリ買出しツーリング)。
甲府から高速に乗り、八王子17:15。シッカリと通勤割引50%。
土産で重くなった衣装ケースを、店でハタカブへ積み換え。
トコトコと、STとは違った走りで家路に着きました。
2009.9.10