ケンツのマフラー

ケンツのマフラーに交換して、600km程走ってきました。ワインディングから高速まで・・。

結論を先に書いちゃいますと、全ての点でノーマル(抜けを良く改造した物も含め)を凌いでいます。

まずトルクが全回転数で上乗せ。特に4000RPM辺りのトルクアップが大きく、普通に走っても楽ですし、コーナリング中のトラクションが大きくなるので、バンク中の安定感が増えます。

ヤハリ、ノーマルマフラーは時代の徒花。厳しい排気規制であの様にせざるを得なかったのでしょう。

でも、今の僕のSTは排気が汚いのか?少なくともCO2は少ない筈。燃費が良いのですから。

排気ガスよりも排気音でしょうね。実際にケンツのマフラーは、街中でスロットルを大きく開けるのは躊躇います。

かなり抜いたノーマルマフラーよりも、大きな音なんですね。

爆音ではないですが、僕には五月蝿い。

排気音さえ気にしなければ(郊外では気に成らない、トンネル内でも)、走っての楽しさはノーマルマフラーの比では有りません。

要は、今迄押さえつけられていたのが、解き放たれた。と言う感じです。

正直、STのエンジンのポテンシャルに驚きました。こんなに楽しいエンジンだったんだ。

こう成ると、静かなマフラーを新造しないといけなく成って来ました。

今のフィーリングを知ったら、元に戻れません。かと言って今の音量は勘弁。

只、STにはメガホンタイプが良く似合います。メガホンは作るのが難しいですし、内部の容量も稼げません。

マルチエンジンのサイレンサータイプ(円筒)が一番作り易いのですが、STに似合うかどうか・・?

難しい所です。僕が今の排気音に成れれば済むだけの話なんですが・・・。

2011.5.25

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